3月21日、彼岸で会社は休み。天気が良さそうなので、近場での登山を企画。南に面した筑紫野の登山口から登ることにした。
8時35分、本道寺、堤谷コースを登り始める。すぐにシラハゲコースの分岐になる、尾根伝いに登るシラハゲコースを選び、ヤブ椿の咲く林をあがる。尾根に着く手前の林の中は残雪が残っている。
尾根近くなると、普地の窟という大きな岩の下に洞窟がある。江戸時代に剣法を極めた侍がここで修行したらしい。
10時15分に宝満山と三郡山を結ぶ尾根に到着。長崎鼻の近くに出る。ちょっと昼食には早すぎるので、河原谷コースを宇美町の方に降りる。難所の滝を過ぎて兎道との合流点まで下る。11時再び兎道を登り始める。これがきつかった。宝満山には12時に到着した。頂上下のキャンプ場で袋ラーメンを作る。ここは水場があるので料理には困らない。
13時15分、下山開始。登ってきた道と変えて、猫谷コースで降りる。登った経験はあるがこのコースも堤谷コースもなかなか厳しい道だ。鎖場もあり滝が数箇所続く。狭い渓流には、ヤマメの稚魚が泳いでいる。
14時30分、猫谷コースの出発点に到着。
宝満山は、昔修験道の山だったそうだ。ところどころに修験の山の残影が残っている。竈神社からのオース、宇美町昭和の森からのいくつかのコースに比べて、南側の筑紫野側のコースは難しいコースが多そうである。南側は、すっかり春の山に変化していることを期待したが、まだまだ山頂付近は寒かった。
大宰府の国民宿舎に温泉に入ろうと行ったが、民間に任せる準備期間で休み、料金が高いが天拝の湯で汗を流して帰宅。